事例3
体幹の回旋可動域が十分に確保できていなかったり、正しく股関節が使えていないなど、身体の基礎的な機能を十分に活かせていない状態。パフォーマンスUPを目指す以前に、この身体の状態で競技を続けることで、腰痛や膝関節症などのさまざまな不調に繋がる可能性あり。
パフォーマンス向上のためでもあるが、健康な身体で長くゴルフ楽しむためにも、まずは身体の各機能を高めることが最優先事項であると考えた。
コンディショニングトレーニングにより、スポーツを楽しむための不調が起こりにくい身体づくりを行いつつ、ハイスコアを狙えるパフォーマンスUPトレーニングで身体機能の向上を目指します。
特に胸椎をターゲットに実施。体幹回旋可動域を確保することで腰への負担を減らしつつ、下肢から伝わってくるエネルギーを上肢へ効率良く伝達していきます。
スイングの力の源であり、体勢の維持にも重要なので臀筋群を中心に使い方を覚え、筋力を高めていくアプローチをします。あまりにも使えていない方が多い部位の1つです。
18ホールを通して、持続的に質の高いスイングができるかの鍵を握っています。骨盤・背骨などコアとなるエリアの安定化を担っているため、あえて狙ってアプローチすることが大切です。
飛距離を伸ばしていくには、協調性を高めることが重要。個々の機能を高めたあとは、相乗効果を生み出せるように連携を高めていきます。
「スポーツパフォーマンスUP」という目的が同じであっても、各競技に必要とされる機能はもちろん、現在の身体が抱えている課題は人それぞれ違います。
LEGITでは、このように、マニュアル対応ではなく一人一人のお身体と向き合って改善に努めています。
スポーツのパフォーマンスを向上させるには、各競技における専門的な動作能力をあげたり、基礎体力をつけたりするトレーニングも大切ではありますが、「身体の土台を整える」という視点をもつことも極めて重要です。
その競技に特に必要とされる身体機能を理解した上で、現在の可動域や筋力、関節の連携性、筋持久力などを分析し、アプローチを行っていきます。